良いものは「良い」ってこと

The Sims 4というゲームを2年ほど前からプレイしている。

ジャンルとしてはシミュレーションゲームで、シムと呼ばれるキャラクターたちを操作したり生活をただ眺めたりする。好きな家を作ることもできるので、建築系が好きな人にもおすすめ。

シムたちのデザインも、性格も願望も、就かせる職業も、果てはどんな家に住まわせるかも自由。全部自由。シムオリオンっていうお金の概念があるけど、ぶっちゃけチートコードでどうとでもなるので、つまり自由。

そんなThe Sims 4、シムたちが住む街の景色や家、シム自身のグラフィックの関係で、低スペックPCで高画質に設定するとカクカクするようになる。品質は上からウルトラ→高品質→標準→低中品質→低品質となっているが、私が使っているパソコンではデフォルトが低品質だった(ダウンロード時点で、あらかじめ最適な画質に設定されるようになっているらしい)。

私のパソコンは、大学の課題を完成させるための最低限の機能しか備わっていないので、シムズ4のようなグラフィックが肝要になるゲームは荷が重いのはわかっていたし、標準品質でカクつくのも致し方ないと思おうとしていた。

大学4年間、特に大きな不具合もなく、むしろ基本的動作はサクサク、シンプルなデザインかつ持ち運びやすい自分のパソコンには愛着もあった。

しかし先日、ひょんなことから家族が使っている質の良いパソコンにシムズ4をダウンロードしていいことになり、結構な期待を寄せてプレイしてみることにした。

DLC含めてダウンロードすること4時間後、どんなもんかなとゲームオプションから品質を確認してみる。

ウルトラ???

デフォルトで???

マジで言ってる???

ちょっとプレイしてみると、さすがにウルトラでは多少のカクつきを見せた(多少なのがすでにやばいが)ので、一つ落として高品質でプレイしている。高品質なのにめちゃくちゃサクサク動いている。期待以上の活躍。

かなりケチなので、なんでもまあまあ値が張ると尻込みして、「いやどうせ値段の割に大したことないって」というメーカーにとっては最低の言い訳をして買い物を断念することが多いんだけど、やっぱりいいパソコンにはいいパソコンたるゆえんがあると知った1日だった。

たまには高い買い物してみてもいいかもしれない。