たまになら

今日の予定がとにかく嫌すぎて、行くか行くまいか、朝起きた瞬間からずっと迷っていたが、結局サボった。行って楽しいビジョンが何も見えなかった。行ったら行ったで何らかの楽しみはあったのかもしれないが、今日はそんな儚い希望で自分を説得できる気分ですらなかった。圧倒的“嫌”。

親には行くふりをして、相手方には欠席の連絡をするという高校生みたいなことをした。学校はいつも面倒で嫌いだったが、ビビリだったので実際の高校時代にはできなかったこと。できたのは仮病使って保健室にたまに通うことくらいだった。今思えば、保健室の先生は仮病も何もかも分かった上で休ませてくれたように思う。

方々に嘘をついて得た時間を使って、街に出かけた。ずっと欲しかったワイヤレスキーボードと、新書2冊を買った。ちなみにワイヤレスキーボードは今まさに使っている。

デザインはいいものの、あまり使い心地がいいとは言えない。反応しないキーが頻繁に現れるせいで、むしろ結構ストレスが溜まる。パソコンで打ったときにはありえないようなタイプミスが生まれ、タイプ音もガシャガシャとうるさい。うーん。iPadをパソコンみたいに使う作戦は失敗に終わったようだった。純正のキーボードならもっと快適なんだろうか。高額なので二の足を踏み続けている。

ノート代わりに使うという手段はまだ残っている。そっちはGood Notes 5というアプリのおかげで順調。今日初めて勉強に利用したが、かなり使い勝手がいい。有料版がなかなか値段が張るので躊躇していたのだが、払う価値がありそう。

基本的に紙は好きだけど、かさばるのが嫌いなので、紙である必要性が薄そうなものから順次ペーパーレスにしていこうとしている。逆に紙である必要があるのはジャーナリングのノートと本くらいだろうか。勉強のノートだったり、メモだったり、予定だったりがいろんな媒体に分散すると確実に何かを無くしてしまうので、できれば一本化したい。YouTubeiPadの活用術関連の動画を見ながら勉強中。

望んだ場所に行けて、望んだものを買えたのでいい一日だったと思う。親や相手方に嘘をついたことにはちくりとした罪悪感を覚えるが、それ以外は全然後悔しなかった。たまにならサボってもいいかも。