とても春やん

多くの日本人の例に漏れず、花のなかで桜が一番か二番目に好き(ラナンキュラスと首位争いをしています)。桜が咲くとなによりほっとする。何度か書いてるけど、冬、というか寒いのが苦手なので、本格的に春が来たことを実感できて、ただ「きれい~」っていうだけではないもっと深い感動がある。でも満開になっているどころか、雨でもはやちょいちょい散り始めてて、おいおいおいおいと焦っている。

仕事へのモチベーションがダレ始めててちょっとまずい。どちらかと言うも何も完全なルーティーンワークなので、つまり毎日同じことの繰り返し。それ自体は好きなんだけど、こうも続くとゆっくりと気持ちが下がっていくのがなんか分かる。選んだのは私ですけどね。自分で選んだはずのことに、どうしてもあとから文句垂れたり、後悔しがちだったりする。この癖(?)やめたい。後悔なき一生を送りたい。事前の検討が足りてないのか、いい部分に目を向ける力が足りないのか。どっちにしろなんか足りないんだな。悲観的なのは重々承知している。

なので最近「こころが晴れるノート」を買った。自分で認知行動療法に取り組めるやつ。概要を読んだだけでまだ何も実践してないけど、その概要のエッセンスだけでも十分役に立つものばかりでありがたい。方略は多ければ多いほど問題は弱体化する。精神的にダメになりやすいので、ダメになったときのクッションをいっぱい持っておく。そしていつかは元気になるぞ。言うて最近はフラットに元気です。瞑想ばっかやってるからかしら。

久しぶりに原田知世の『noon moon』を聴いている。好きな曲しか入ってないという稀有なアルバム。これとGregory and the Hawkの『Moenie and Kitchi』が大好きなので、アコースティックサウンドほんと好きなんだね自分、って思う。

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こういう音楽が好きになったきっかけは、父が昔持ってた中山うりのアルバムだった。

子どものころからなんでか恋愛系の歌にあまり感情移入できなくて、でも世の中には恋の歌めっちゃ多いのでちょっと寂しく思ってたら、情景を描写するタイプの中山うりのアルバムに出会ったすごく救われた気持ちがしたのをよく覚えている。絵本のようなファンタジー小説のような世界観が心地よかった。ちなみに『DoReMiFa』というアルバムです。大人になって原田知世大橋トリオに出会って、そのあたりのプレイリストを聴いてたら、子どものとき以来しばらく聴いていなかった中山うりの曲も入ってきて、なんか伏線回収感があってちょっと感動した。

久々に写真。桜の枝の間から月。

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