あとひと踏ん張り

仕事だった。明日が終われば休みだが、そのために元気を振り絞らなければならない木曜の夜&金曜の朝。職場環境も仕事内容も言うことなしだが、とにかく時間が長い。その点だけしんどさが降り積もる。

ここ数日間、細かいミスをいくつか指摘された。指摘と言っても鼻セレブレベルのソフトタッチ指摘だった。が、私の小さなミスのせいで割を食う人がいることを生々しく理解し、その迷惑を自覚せず、できていなかった自分に腹が立ち、落ち込みながら仕事を進めた。これからできるようになればええんやで、となんとか自分で自分を慰めたが、小さいとはいえ、いろんな人に迷惑をかけてしまっているのがなんとも。言うて仕事はチーム制ですから、とまた慰め、しかしチームの負担を減らすためにはもっと全力を尽くすべきなのに、と落ち込む。2週間前までとは真反対の生活スタイルを半強制的に行っているので、疲れが蓄積していっている自覚はあり、仕事はセーブ気味で行っていた。ミスは最小限に、でも無理せず。むずっ。幸い、そういう働き方を模索させてくれる職場なのがとてもありがたい。何度も言うけど環境は神。

帰宅するとテレビでWBCが始まろうとしていた。一応『メジャー』はひと通り見たことがあるが、野球の知識はチグハグ。野球に詳しい父に逐一聞いたり、画面上部に表示される豆知識に助けられたりしながらちょっと観戦。牧秀吾選手が高校時代のクラスメイトにそっくりすぎる。

スポーツ観戦にはちょっと興味ある。ハマり出したら沼だろうな。詳しくなればなるほど、プレイヤーやゲームの妙なんかに気づきやすくなりそうだし、しかも生きて成長している人間たちが主役だから、いろいろ予想できない展開もあったりして超面白そう。スポーツというルールの決められた正当な枠組みの中で、リアルタイムに一喜一憂するのは適度なハラハラで楽しそうだなと思う。そのために観るべきもの多過ぎてたぶんやらないけど。根気と時間が足りない。