胃腸の調子が悪くて、漠然とした吐き気に苛まれながら1日過ごした。

ここのところあったかくて嬉しい。春が一番好きな季節。花粉がなければの話だがな。大寒波にギャーギャー言ってたのがこの前のことのようなのに、もう2ヶ月前か。今はもうハクモクレンが満開になっていた。

衣替え第一弾をした。夏~秋ほどではないにしろ、この時期の服装もまあまあ難しいので、今回のは暫定版。しばらくしたら確定版衣替えを実施する予定。先週までは分厚い長袖ばっかり着てたのと、職場が暖房をめちゃくちゃ効かせてるのと、どういうわけか永久に微熱が続いているのとで毎日暑くて仕方がなかった。やっとマシになりそう。この冬に一度も着なかった服も処分する。いらないと判断したものをなくすのは好きだけど、やっぱり名残惜しさはある。でも処分します。着ようと思わない服があっても仕方がないからね。

最近、視力の衰えを顕著に感じる。前までより確実に遠くの景色がぼやけている。今一番やりたくない検査はなんですかって聞かれたら間違いなく視力検査って答える。眼鏡かけたときの世界の美しさにビビるね。あーあ、視力だけはずっとよかったのになぁ。仕方ないよな、生活が生活だもん。でも、このままどんどん視力が落ちたとしてもコンタクト嫌だな。便利なのは分かってるんだけど、目に何かを入れるという行為に恐怖しかない。いけるところまでは眼鏡でいく。

そういえば、川端康成の『雪国』をようやく読み終わった。なんか読むのに2ヶ月くらいかかった気がする。ただ、読後の感想「え?」だった。

情景描写はマジですごい。美しいうえに的確。ちゃんと現実に足の着いた描写で、その地の歴史を織り交ぜながらなので紀行文っぽさがある。ただごめん、登場人物に全然感情移入できなかった。時代背景や当時の考え方など、実感としては共有されていない前提を抜きにしても、なかなかに難しい本だった。こう、特に駒子さんなんですけど、ひとつのセリフ内での感情がコロコロ変わりすぎて正直ついていけなかった。難解でした。この作品を読解するにはこっちの行間読みレベルが全然足りなかった。私にはまだ早すぎたようだ。

なんかNHK高橋一生主演でドラマをやっていたらしく、それを見たらもっと解像度が上がるかもしれない。今サイト見に行ったら、駒子さんは奈緒さんらしい。それはすごい分かる。めちゃめちゃ解釈一致。