クリスマスだったなあ

例年、クリスマスは家族でちょっとしたご馳走とクリスマスケーキを食べながらテレビを見るという過ごし方をしている。今年のクリスマスもほぼそんな感じだったが、唯一違ったのは午後からデパートに出かけたことだった。主に晩の食料調達とクリスマスケーキの受け取りのため。

土曜日かつクリスマスイブというお出かけのお膳立てみたいな日だったので、デパートは人が溢れ返っていた。人間ってこんなにいるんだ、と変な気分になった。総菜コーナーはどこもかしこも行列で、特に人でごった返していた。普段ここまで大勢の人間を目にすることがないので、帰ってきたときには疲れて、もはや寝そうだった。

せっかくご馳走を買ったので、カロリーのことは気にせずに食べた。ただ、そもそもあまりお腹が減っておらず、想定した量は食べられなかった。まあ楽しかったので満足。

 

そしてクリスマスの朝を迎えた。前日でだいたいのことをやりきったため、大した特別感もなく、ものすごく普通の日曜の朝だった。ニノさんに吉沢亮がゲストで出ていた。サンタクロースがいると信じていたころは、枕元にそっと置いてあるプレゼントがとても楽しみだったことをよく覚えている。ここ数年は親に「プレゼントは○○でお願いします」と自己申告している。時の流れってやつ。

今年は手袋とパジャマをもらった。前の手袋は相変わらず失踪したまま。先延ばしにしている大掃除を決行すれば、どこかからひょっこり出てきたりするのだろうか。新しい手袋をもらった今となっては、それはそれで複雑なような気もする。

 

以前、大掃除について書いたが、いまだに手を付けていない。もう本格的に年末なので、さっさと始めたいところだが、やらなければと思えば思うほど謎の抵抗が生まれて全然取りかかれない。スイッチ押したらめんどくささが全部一回シャットダウンされて、やりたいことに取り組める、みたいなシステムが人間に搭載されないかなと思ったりする。嫌だな~と思いながら結局手を動かし始める、みたいな結末を呼び込めるといいなと思う。