知っといた方が楽しいんかな

ライブってやっぱりその人の曲ほとんど知ってた方が楽しめるんだろうか。

他のジャニーズグループがどうかは知らないのだけど、V6は直近で出したアルバムの名を冠して、そのアルバムに含まれた曲を多く使いライブをしていた。私がV6を好きになったのは6、7年前だけど、大きな音がダメでライブには行ったことがなく、初めてリアルタイムでライブを見たのはコロナ禍になってからの配信、タブレット越しだった。そのライブのとき、たまたまあんまり聴かなかったアルバムの曲がふんだんに使われていたために置いてけぼり感を食らったことがある。ちゃんと聴いておけば盛り上がれたやつやん……と普通に後悔した。それ以来、ライブを見るときにはとりあえずそのアーティストの曲を網羅しておくようにはしている。

ただ、自分の中のその通説が実はちょっと違うのではないかということが起きた。去年の紅白歌合戦である。知らない曲が半分くらいあったので、逆に全部予習しとけば楽しめるんじゃないかと思ってSpotifyで聴いたら、本番のときにはお腹いっぱい状態だった。これなら知らないままの方が普通に楽しめた気がする。

もうひとつ、別に予習しなくていいんじゃないか説の一例が生まれようとしている。録画しておいた大橋トリオのライブ。今はSpotifyの「This is 大橋トリオ」を頭からずっと聴いている。半分くらい聴いた結果、今の状態でライブ見ても楽しめそうな気がする。

ライブの参加経験が少ないのでなんとも言えないけど、なんで曲を知ってる方が楽しめるときとそうじゃないときがあるんだろう。紅白に関しては聴いたのが直前すぎたからかなあ。とりあえず、基本的には好きなアーティストなら知っておいた方がより楽しめると思っておくのが得策だろうか。

 

全然話は変わるけど、アニソンだけを入れているプレイリストを久々に再生していたら、石川智晶の『スイッチが入ったら』が流れてきて、めちゃくちゃ懐かしくなった。その勢いで石川智晶の曲で気に入っているものを集めたプレイリストを作った。子どものころ、この人の曲大好きだったんだよな。今でも好きだけど。

普段は気に入った十数曲しか再生しないので、たまに気を変えてみるとこういうことが起こるから楽しい。同じ曲ばかり聴いていると感覚が枯れていくような感じがするので、あまり聴かないプレイリストを聴く機会はもう少し増やしてもいい。