3行日記をしてみた

いわゆるweb上の日記という位置づけであるブログをやってはいるものの、紙の日記も一応つけている。ただ、どちらもその日にあった出来事を書く以上、被りが出てくるのが悩みだった。

基本的に何かをする方法は1種類にしたいタイプで、ブログも書きたいけど、書くと日記をつける意味がないし、かと言ってブログになんの校正もしていない日記を晒すのは抵抗あるし……と思いながら、しばらく両者を中途半端に続ける日々だった。なんかこう、ブログと日記の共有部分をできるだけ少なくして、それぞれにある程度明確な役割を持たせたい。それでいろいろ調べた結果、紙の日記で3行日記を始めてみることにした。

3行日記というのは、その日にあった「一番失敗したこと」「一番よかったこと」「明日の目標」を1行ずつ書く日記の書き方である。ネットで見たところ、自律神経を整えてくれるんだとか。

私が使っている日記帳的に、3行だけだとスペースが余りまくるんだけど、1日をきっちり振り返るのがつらかったり、疲れて力尽きたりして真っ白な日がザラだった今までよりマシだろ、ということでやってみた。

 

〈1週間つけてみた感想〉

・3行書けばいいだけなのでハードルが低く、日記が一応毎日埋まる。毎日何かしらが書いてある日記を見るのは、じわっと嬉しい。

・ブログと日記の差別化が図れた。ただ、文字通り3行日記なので正直読み応えがなく、自分しか見ない紙の日記だからこそよかったと思った。

・その日の悪い面と良い面どちらも振り返るので、結果としてその日への感情がフラットになる。悪い面から書いて、それから良い面で中和するっていう順番はよく考えられてるなあと思った。

・「明日の目標」が不思議なことにずっと頭の中に残っていて、目的意識のある1日を送れる。ちなみに私は、スマホを含む電子機器との付き合い方について格闘していました。

 

総合して、ええや〜んと感じる方法だった。同じテーマについて毎日書いてある日記に価値を置いていることが自分で分かった。完全な自由より、ある程度枠が決まっている方が書きやすかった。

反省点というか、ありもので始めたから普通にしょうがないんだけど、日記帳のスペースが無駄になってる感じがちょっとアレかな。きっちり3行にすると10行余る。今の日記帳は装丁が好きで、同じシリーズを使い続けてるんだけど、継続して書けるっていう点では3行日記の方が可能性が高いので、来年からはもう少しライトな日記帳かノートにするかもしれない。