薄暗い

自分のことに関して、まあまあショッキングなことが判明した。いや、ショックに思う必要はなくて、それを踏まえてどう生きていくか考えよう系の事実だったんだけど、それはそれとしてショックなものはショックだった。せっかく広がってきていた視界がまた狭まった感じがした。道の先がまた薄暗く見える。治せるならまだしも、自分ではどうしようもないことなので、なんか余計に落ち込む。落ち込む必要はない、って言われたんだけど、ちょっとまだ受け入れるのに時間かかる。
一方で、今回わかったことを、何かする、あるいは何もしないことへの免罪符にしてしまう自分も想像できて、その自分に対して呆れている。ショックなのはわかるけど、そんな馬鹿な使い方しないで、受け止めつつどうやって前に進んでいくかを考えてほしい。

なんか最近、薬があんまり効いてない感じがする。すぐ不安になったり、針のむしろの中で全身ちくちく刺されてる感じがしたりする。最近はほとんどなかった暗い想像もよくしてしまうようになった。
逆に考えると、薬って効くんだなぁって思う。薬飲んでる期間は、考え事があんまり悪い方向に行かなくて、行ったとしてもすぐフラットな自分に戻ってこられた。悪循環の入り口が自然とブロックされてるのか、満ち足りた明るい気持ちでいられたんだけど、別に私の根本的な何かが変わってたわけじゃなくて、薬のおかげだったんだと思うと急に虚しくなる。
一生このままなんだろうか、と最近よく思う。薬に助けてもらってしか自然のままで考えられないような、そんな感じのままなんだろうか。嫌だな。
薬がなくても、自分の力で元気でいられるようになりたい。